その口臭の原因って、歯周病?
きちんと歯みがきをしているのに口臭がするという方、それは歯周病が原因かもしれません。歯周病の方のお口の中は、とても酷い臭いがするものです。今回はその原因をみていきましょう。
細菌や膿が強烈な臭いを発します!
歯周病が進行して、歯と歯ぐきの間にできた「歯周ポケット」が深くなると、ポケット内にはプラークがたまっていきます。すると、ポケット内で細菌が増殖し、強烈な臭いを発するようになるのです。歯肉炎程度なら、歯みがきだけでもプラークを取り除き口臭を防ぐ効果はありますが、歯周ポケットに溜まったプラークは歯みがきだけではなかなか取り除けません。歯ブラシの毛先が届きにくい上、ポケットの中にプラークの住み家となる固い歯石が付着しているからです。
★歯周ポケットから膿が出る!
歯周ポケットの中では白血球などが細菌と戦っています。すると、その死骸が膿となり、歯周ポケットから出て強烈な臭いを発します。
「腐った玉ねぎの臭い」「卵の腐った臭い」と形容されるほど酷い歯周病の臭い。周囲を不快にさせてしまうので気をつけたいですね。そのためには、歯ブラシに加え歯間ブラシ、フロスなども使ったセルフケアが大切。
でも歯周ポケットの中の歯石までは取れませんので、定期的に歯科医院でお掃除してもらうことをオススメします。ポケットの中までキレイにすれば歯周病も改善され、口臭にも効果があるはずですよ!