審美治療とは
審美治療は、綺麗な歯並びや白い歯など口元の美しさに重点を置く治療です。
当院は単に美しさにこだわるだけではなく、口腔内の機能への影響までを十分に考慮し治療しています。
これによって、口元の美しさだけではなく、お口と歯の健康を手に入れるためのサポートをしていきたいと思っています。
当院では、虫歯治療後の跡が目立たないようにセラミックなどの白い素材を使い治療を行っています。
こちらは健康保険が利かず全額自己負担の診療でありますが、「仕事上、歯や口元を美しく整えたい」「虫歯の治療跡を目立たせたくない」などのお悩みをお持ちの場合は、一度ご検討することをお勧めします。
お気軽にご相談ください。
審美治療が目標とする美しさ
審美治療が目指す「美しさ」にも、色々ございます。
治療に使用する歯科用修復材であれば、一目では本来の歯との差を区別できないような高級素材を用いる場合もあります。
さらに患者様もそれぞれ歯の白さや歯並び、機能性など、重視するポイントも変わってきます。
私たちは患者様が何を一番に求め美しさを追求しているのかを考え、カウンセリングで十分にご希望を理解したのちに、正しく提案させていただきます。
銀歯のデメリット
一般的に自費診療で奥歯の虫歯を治療するときに、多くは銀歯、つまり金属製の詰め物や被せ物がによって治療が進められます。
患者様の中には虫歯治療には銀歯が定番だと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし実は最善の治療ではないのです。
自費診療で、よりよい素材を使った治療も行えるのです。
銀歯治療はどうしても見た目を気にされる方が多いかと思います。
笑ったり、口を大きく開けたときにどうしても銀歯が目立ってしまうからです。
また、金属アレルギーの可能性や、金属イオンによる歯茎の黒ずみも避けられません。
また、銀歯は５年から７年で変える必要があり、銀歯が古くなると虫歯や口臭、歯周病を引き起こしかねません。
こうしたデメリットは、セラミック素材に取り換えることで改善することができ、見た目や口内の健康を実現できます。
銀歯をセラミックに変更するメリット
銀歯に代わる素材として、第一にセラミックがあげられます。 セラミックについて以下で説明します。
セラミック素材について
- セラミックは陶製素材で、透明感や色合いなどが天然歯によく似ているのが特長です。 セラミックは金属ではないので、溶けだした金属イオンによる歯茎の黒ずみや金属アレルギーの心配もありません。 また、セラミックは汚れにくく、虫歯や歯周病のリスクも抑えることができます。
進化するセラミック治療
- セラミック治療における素材の改良による見た目、強度の向上は天然歯と肩を並べるほどの品質を実現できるようになりました。 セラミックは体との相性も良く歯茎に負担をかけないうえに、食べ物の着色汚れや歯垢も抑えるので、現時点で用いられる被せ物の中では一番最適な素材だと言えます。 当院では、患者様の希望に寄り添ったセラミック治療ができるよう、豊富な種類を設けた上でご相談にのっています。ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
セラミックのメリットとデメリット
セラミック治療のメリットとデメリットを紹介します。
セラミック治療のメリット
- 天然歯のような白さと透明感
- 金属を含まず歯ぐきに優しく、着色汚れがつきにくい
- 歯垢を防ぎ虫歯になりにくい
セラミック治療のデメリット
- 自費診療で治療費が高い
- セットするまでにかかる時間が長い場合がある
- 負荷が強いと欠けたり割れたりすることがある
銀歯ではなく白い歯を目指す方に
見た目にこだわり、なるべく目立たない白い詰め物や被せ物を希望される方には、次のような素材をおすすめします。
フルジルコニアクラウン
二酸化ジルコニウムとも呼ばれるジルコニアは、一般に人工ダイヤモンドといわれるものです。 特徴としてはセラミック系素材の中でも強度に優れ、銀歯とは違い目立ちません。 色調のバリエーションが乏しく主に奥歯で使われてきましたが、最近、飛躍的な研究成果によって、美しく加工する技術も確立されてきました。前歯でも使われることが増えています。
- フルジルコニアクラウンのメリット
- すべてがジルコニアでできているため、強度があり破損しにくい
- 時間がたっても色が変わりにくい
- 金属不使用のため歯ぐきへの着色や金属アレルギーの心配がない
- フルジルコニアクラウンのデメリット
- 色調のバリエーションが他の素材に比べて乏しい
- 保険適用外なので費用が高い
e-max(イーマックス)
e-maxは、近年開発されたセラミックの１種です。二ケイ酸リチウムガラスを主な成分としていることによって強度を高くたもつことができるのがの特徴です。 ただ内冠にジルコニアを使っていないので、耐久性は少し弱まります。天然歯に似た美しさや透明性があるので、 前歯によく使用されます。
- e-max(イーマックス)のメリット
- 金属不使用で見た目は天然歯とほとんど変わらず、目立たない
- 時間がたっても色が変わりにくい
- 金属不使用のため歯ぐきへの着色やアレルギーの心配がない
- e-max(イーマックス)のメリット
- オールセラミックに比べて美しさがやや劣る
- 内冠がなく、強度が劣るためブリッジや奥歯の治療には適さない
オールセラミック
オールセラミックとは素材はセラミックのみを使い、金属不使用の人工の被せものです。見た目はほとんど天然歯と変わらない色と輝きがあり、光を透過します。内冠にはジルコニア（人工ダイヤ）が用いられているため、ブリッジとしても有用です。
- オールセラミックのメリット
- 光を透過するので天然歯と似ていて、目立たない
- 時間がたっても色が変わりにくい
- 金属不使用のため歯茎への着色やアレルギーの心配がない
- オールセラミックのデメリット
- 歯ぎしりなどの癖、噛み合わせがに不具合がある人には適さない
- 保険適用外なので費用が高価
