他人の口臭も気になるものですが、自分の息が周りの人に迷惑になっていないだろうか、そんな心配をされている方も多いのではないでしょうか。実は口臭の原因の８～９割は歯周病と舌苔などの口腔内環境と言われています。そこで、今回は効果的な口臭対策をご紹介しましょう！

食べカスや、口の中の粘膜からはがれ落ちた上皮細胞などをエサにして細菌が増殖したものが、プラーク(歯垢)や舌苔。この細菌の塊であるプラークや舌苔が口臭の原因になっているのです！

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【歯周病】
細菌の住み家であるプラークを放置すれば、歯周病が悪化し歯と歯ぐきの境目にできる歯周ポケットが深くなります。すると、細菌が増殖し、強烈な口臭の原因となるメチルメルカプタンなどの揮発性硫化物を発生させます。たまねぎの腐ったような強い臭いがします。

☆対策は･･･
歯と歯ぐきの境目までしっかり汚れを取り除きます。歯間のプラークは歯ブラシだけでは除去できません。デンタルフロスや歯間ブラシを使って、１日１回は歯間掃除を！

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【舌苔】
舌苔は、口臭原因の７～８割を占めているとも言われています。

☆対策は･･･
舌を傷つけず、効率的に舌苔を除去できる舌ブラシを使って掃除します。舌の後の方が舌苔のよくつく部分。そこを重点的に後方から前方へかきだします。
舌の表面を傷つけないように軽い力で清掃しましょう。

歯周ポケットが深い場合や歯石がついている場合は、セルフケアだけの改善は困難です。歯科でクリーニングをしてもらいましょう。舌苔の掃除方法などもお気軽にお聞きください。丁寧にお教えしますよ！

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その口臭の原因って、歯周病？

きちんと歯みがきをしているのに口臭がするという方、それは歯周病が原因かもしれません。歯周病の方のお口の中は、とても酷い臭いがするものです。今回はその原因をみていきましょう。

細菌や膿が強烈な臭いを発します！

★歯周ポケット内で細菌が繁殖！
歯周病が進行して、歯と歯ぐきの間にできた「歯周ポケット」が深くなると、ポケット内にはプラークがたまっていきます。すると、ポケット内で細菌が増殖し、強烈な臭いを発するようになるのです。歯肉炎程度なら、歯みがきだけでもプラークを取り除き口臭を防ぐ効果はありますが、歯周ポケットに溜まったプラークは歯みがきだけではなかなか取り除けません。歯ブラシの毛先が届きにくい上、ポケットの中にプラークの住み家となる固い歯石が付着しているからです。

★歯周ポケットから膿が出る！
歯周ポケットの中では白血球などが細菌と戦っています。すると、その死骸が膿となり、歯周ポケットから出て強烈な臭いを発します。

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「腐った玉ねぎの臭い」「卵の腐った臭い」と形容されるほど酷い歯周病の臭い。周囲を不快にさせてしまうので気をつけたいですね。そのためには、歯ブラシに加え歯間ブラシ、フロスなども使ったセルフケアが大切。でも歯周ポケットの中の歯石までは取れませんので、定期的に歯科医院でお掃除してもらうことをオススメします。ポケットの中までキレイにすれば歯周病も改善され、口臭にも効果があるはずですよ